2020.02.08更新

 


Myofunctional Therapy

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lip pic

 

 

唇を閉じましょう Lip Seal

Posted on February 8, 2020 by Mayuko Goto

 

皆様こんにちは!歯科衛生士、後藤です。

 

今日もMFTの部屋をご覧いただきありがとうございます。

 

早速ですが、質問です。

 

皆様の唇は何もしていない時、閉じていますか?開いていますか?

 

または周りの方、ご家族の方はいかがでしょうか?

 

今回のテーマは、以前のブログの記事、第1弾に挙げました、当院での『 MFTの目標 』の2つ目、 ”唇を閉じる” に関した内容でお話していきます。

 

なぜ唇を閉じる事が大事なのか、そしてMFTは現代社会において最も必要な予防歯科及び予防医療であることを、より多くの方々におわかり頂けたらと思います。

 

 

 

|Is Your Mouth Closed?

ポカン口

 

kids make face 

 

唇を閉じると聞くとそんな簡単な事?と思われるかもしれません。

 

自然にできる方や意識しないとできない方、寝ている間は口が開いてしまう方、などと人それぞれではないでしょうか。

 

または、小さいお子様をお持ちのお母様、お父様は、お子様をよく観察して見ると、常に口が開いている事にお気づきになるかもしれません。

 

私は口が開いた状態をポカン口と言っています。

 

先日6〜7歳児、50名程の集団を参観する機会がありました。

 

その時児童は静かにお話を聞いているシチュエーションでした。

 

よく観察をしてみると、なんと半分くらいの児童はポカン口になっていたのです。

 

子供の場合、口が大きく開いているので、とてもわかりやすいです。

 

しかし、大人の場合は数ミリしか開いていない事が多く、一見閉じているようにも見え、見分けずらい場合がほとんどです。

 

ポカン口ではないから自分は大丈夫と思っていても、数ミリ開いているだけで、口は開いている状態に変わりはないのです。

 

この記事を読んで頂いたあと、周囲を観察してみてください。

 

どのくらいの方々が唇をしっかりと閉じることができているでしょうか。

 

 

口が開いていることは口腔筋機能障害のサイン

 

当院のMFTでは口を常に閉じている事を一つの目標とし、訓練をしていきます。

 

口を閉じる時にはその為の顔の筋肉が働いています。

 

簡単に感じるかもしれませんが、幼少期から癖がついていると大人になってもなかなか簡単に治るものではありません。

 

小さい頃から口を閉じる習慣にする事が最も重要なのです。

 

口が開いている、すなわち唇が閉じられない状態は口腔筋機能障害(こうくうきんきのうしょうがい)といい口周りの筋肉が正しく機能されていない症状の1つとして挙げられます。

 

顔にはそれぞれのパーツを動かす為のそれぞれの筋肉がたくさん交わり合い存在しています。

 

唇を閉じる為のいくつかの筋肉が使われずに衰えていくと審美的(見た目)、健康(呼吸、睡眠、食)、学習能力、歯のトラブル(虫歯、歯周病、口臭、不正咬合)など多くの弊害が出てきます。

 

今回は顔、骨格の変化についてお話していきます。

 

 

|Close Your Mouth

口を閉じましょう

 



lips ad

 

 

化粧品の広告、雑誌の表紙、映画のポスターを見てみると、唇があいていている写真が多く使われています。

 

メディアでは唇があいた状態を“色気”や “魅力的”として宣伝されているのでしょう。

 

確かにそういった写真は雰囲気がよく表されていてとても素敵ですよね。

 

しかし、実際は魅力的ではありません。。

 

flaccid lip

 

本来唇は常に閉じているべきなのです。

 

口が開いているべき時というのは.....

 

 

・お話をしている時

 

・笑顔の時

 

・物を口に含む時 ※噛んでいる時は閉じています

 

・歯磨きなど、口の中を清潔にしている時

 

 

それ以外は唇は自然に閉じているのが理想的です。

 

1900年初頭、アメリカでは、鼻呼吸・口を閉じる為の補助用品として、チンストラップが開発され売り始められました。

 

アメリカではその頃から口を閉じる事を推進されていました。

 

日本ではいびき防止グッズとして販売されている様です。

 

チンストラップはかみ合わせに悪影響がでる場合があるので、ご使用の際にはよく注意し、専門家に相談すると良いでしょう。

 

当院でも口を閉じるお助けアイテムをご使用頂く場合があります。

 

そのアイテムの使い方は後ほどブログでご紹介しますね。

 

 

 

|Open Mouth Posture

ポカン口の顔の特徴

 

 actors

 

 

ではなぜ、口が閉じられず開いてしまうのでしょうか。

 

口が開いてしまう理由は大きく分けて2つあります。

 

1つは、口呼吸の為です。

 

鼻呼吸ができずに口呼吸になると当然口を開けないと呼吸ができませんよね。口呼吸をしてる方は必ず口が開いています。

 

2つ目は鼻呼吸をしているけど、幼少期からの口を開けている癖が続いていて唇が閉じられない(口を閉じる筋肉が緩んでいる)場合が考えられます。

 

鼻呼吸と口呼吸について詳しい記事がありますのでこちらをご覧ください。

▶︎▶︎▶︎▶︎ 鼻呼吸 Nasal Breathing

 

そして口が開いていて口周りの筋肉が衰えている顔には典型的な特徴があります。

 

口が開いて口周りの筋肉が弛緩していると顔全体の筋肉は緩み、下方に垂れ下がってきます。

 

そして顔の骨格は下方に延びるように成長していきます。

 

理想的な下顎の骨の成長は前方向、横方向であり、下方向や後方ではありません。

 

しかし口が開いた状態で成長期を過ごしてしまうと顎の正しい発達の妨げになる原因に繋がります。

 

もちろん骨格の成長異常は、口が開いていることだけが原因ではありません。

 

現代のライフスタイルや文明の発達により、加工食や流動食の増加など、様々な環境変化を遂げ、’’徐々に噛まなくてもよい生活’’へと変化し、人類の顎の退化という現象が起こりました。

 

顎が小さくなったり、歯並びが悪くなったのはその大きな’’環境変化’’も原因として考えられるのです。

 

なぜ歯並びが悪くなるのか根本的な原因を探ると、顎の成長と関係があります。

 

進化生物学者のお話によると、狩猟採集時代(数百万年前)の民族の頭蓋骨に歯並びが悪いのを見たことがない。また、親知らずがないのも見たことがないと言われています。

 

皆様は親知らずが生えていますか?

 

親知らず( 智歯 ちし )は、上下左右の1番奥に1番最後に生えてくる歯のことです。

 

現代では4本正常に生えてくる場合もあれば、もともとないことや、顎が小さく生えるスペースがない為埋もれたままの状態である場合があります。

 

余談ですが’’親知らず’’という呼び方は昔は存在しませんでした。

 

そもそもなぜその歯は親知らずという名前の由来なのかというと、親知らずとは、’’本当の親の顔を知らない’’という意味で、人によっては生えてこない場合がある経緯で呼ばれ始めました。

 

いつかの時代から呼ばれるようになった親知らず、文明変化が示唆されていますね。

 

顎の良い発育のためには、流動食やファーストフードばかりではなく、栄養バランスの良い食品をよく噛んで食べる重要性を考慮していくことがとても大事になります。

 

食に関しては当院の栄養士の食育コラムも是非ご覧ください
▶︎▶︎▶︎▶︎栄養士若山によるコラム・キッズ食育講座

 

 

|The Red Flag Of Incorrect Mouth Posture

口呼吸・ポカン口危険サイン

 

 

ここで一度、セルフチェックをしてみましょう。

 

皆様はいくつ当てはまるでしょうか?

 

□自然な状態の時、上唇と下唇が離れて口が開いている

 

□下唇が顎に向かって垂れ下がっている。唇にたくさんシワがある

 

□唇が乾燥しカサカサになっている

 

□唇の皮が硬く分厚くい

 

□くまができている

 

□頬が垂れ下がっている

 

□朝起きると喉がカラカラに乾いている

 

□前歯が飛び出している

 

□笑うと歯茎がたくさん見える

 

□食べているときにくちゃクチャ音がなる

 

 

いかがでしたか?

 

MFTの検査内容にはこういった顔の細かい部分も観察しながら行います。

 

自分自身ではなかなか判断が困難な場合もあるので、一度専門家に診てもらうのもいいでしょう。

参考:
''Children whose mouth breathing is untreated may develop long,narrow mouths,high palatal vaults,dental malocclusion,gummy smiles,and many other unattractive facial features, such as skeletal class II or class Ⅲ facial profiles.''
(口呼吸が治されていない子供は、長くて狭い口、高い上顎、歯の不正咬合、ガミースマイル、および三級骨格または二級骨格の顔貌など、他多くの魅力的ではない顔の特徴を発達させる可能性がある
"Yosh Jefferson,DMD,MAGD,Mouth breathing:Adverse effects on facial growth,health,academics,and behavior "

 

また口が開いていると姿勢にも影響が出ます。

92人(8〜10歳児)を集めた、ある実験では、口呼吸(口が開いている)30人中、12人が頭が前のめりになり猫背の重度の悪い姿勢であり、鼻呼吸(口が閉じられている)62人には重度の悪い姿勢の子はひとりもいなっかったという研究結果が出ています。


参考:
Mouth breathing and forward head posture: effects on respiratory biomechanics and exercise capacity in children
J Bras Pneumol. 2011;37(4):471-47

 

姿勢が悪くなると、呼吸・筋肉・血流の低下、また骨格の成長に反映されます。
ポカン口は全身の問題に大きく関わってくるのです。

 

 

|Importance Of Myofunctional Therapy

MFTで健康に

 

flower

 

ポカン口をそのままにしていると、将来には、顎や顔面の痛み・偏頭痛・首、肩の問題・睡眠時無呼吸症候群などに悩まされます。

 

MFTで口周りの筋肉を正しく鍛えることは健康の面でとても重要です。

 

できるだけ早くに癖を治しましょう。

 

統計データによると、顔、顎の発達の90パーセントは7歳までに終えているそうです。

 

よって、約7歳〜10歳まで口呼吸やポカン口の子供達はすでに骨の発達が正しく誘導されていない為、歯の矯正治療が必要になる可能性が高くあります。

 

必要に応じ、矯正治療で永久歯(大人の歯)が生えるスペースを確保し、MFTで習癖を変え、顔を正しく成長させ、歯並びを整え、美しい顔にし、健全な呼吸ができるように成長を誘導することが最善です。

 

子供達の長期的な健康や健全な睡眠と呼吸を考えると、成長期に治療する価値が大いにあります。

 

だからといって、10代、20代と、骨の成長を終えた年代でもまだ諦めないで下さいね。

 

間違った習癖を変えることは年齢に限らず一生を通してとても大事です。

 

そして、大人になってもMFTをうけるメリットは沢山あります。

 

アンチエイジング、リフトアップ、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)などの予防としてもとても効果的です。

 

当院では専門的なMFT(口腔筋機能療法)が受けられます。

 

ご自身やお子様、またはご家族の方、MFTにご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。

 

以上、MFTの目標の2つ目、唇を閉じる大切さについてでした。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

歯科衛生士/マイオファンクショナルセラピスト 後藤

 

AE
 

“If A equals success,then the formula is :
A=X+Y+Z,  X is work. Y is play. Z is keep your mouth shut.''


“Aが成功とすると、その計算式は次の通りである

 

A=X+Y+Z,  Xは仕事。 Yは遊び。 Zは口を閉じること。’’

 

’’Albert Einstein アルバートアインシュタイン’’
 

 

 

銀座みゆき通りデンタルクリニックの歯科衛生士・後藤です。

Myo Mentor 認定マイオファンクショナルセラピストとして活躍しております。

口内環境を整えることの大切さなど皆様にとって有益な情報を発信いたします。

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

2019.12.23更新

 


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how to unblock the nose dedasi

 

 

How to unblock the nose

鼻づまり解消法〜エクササイズ編〜

Posted on December 23, 2019 by Mayuko Goto

 

皆様こんにちは!

 

歯科衛生士、後藤です。

 

今日もMFTの部屋をご覧頂きありがとうございます。

 

連日、厳しい寒さが続き、空気がぐんと冷たくなりましたね。

 

皆様、口呼吸で冷たい空気を吸い込んでいませんか?

 

口呼吸だと冷たい空気がそのまま喉から気管へ入ってしまいます。

 

寒い冬にこそ、鼻で呼吸をしましょう。

 

前回の記事では鼻呼吸・口呼吸について詳しいお話をしましたので、是非そちらもご覧下さい。

▶︎鼻呼吸Nasal Breathing

 

 

さて、冬の季節になると、くしゃみがでたり、鼻づまりがひどくなることありませんか?

 

風邪が流行りやすい時期ですし、花粉、アレルギー、などと鼻づまりの原因は色々考えられます。

 

なかには、温度変化で起こる、寒暖差アレルギーといわれているものもあります。

 

これは、急に暖かい部屋に入った時や体が冷えた時などに、くしゃみや鼻水がでる症状です。

 

冬になると特に症状が強くなると感じる方は、もしかしたら寒暖差アレルギーかもしれませんね。

 

そのような状況の中では、鼻で呼吸をしたくてもできず、どうしても口で呼吸をしてしまう事があるのではないでしょうか。

 

しかし、鼻がつまっている時に口で呼吸をすると、鼻づまりは更に悪化してしまいます。

 

そこで今回は、鼻がつまった時の解消法をご紹介していきたいと思います。

 

cup glasses tissue

 

 

鼻がつまるメカニズム

 

 

まずは、エクササイズに入る前に鼻がつまる原因や、生理メカニズムについて少し知っておきましょう。

 

 

|Nasal obstruction

鼻閉

 

1. 定義

 

『鼻閉(びへい)』とは鼻がつまっていて鼻呼吸を十分に行うことができなくなった状態の事をいいます。

 

いわゆる’’鼻づまり’’です。

 

鼻づまりは、鼻の中の粘膜(鼻胞粘膜)が腫脹し、鼻腔(鼻の中の空洞)が狭くなり起こり、鼻腔通気性(鼻の中の空気の通り)が低下し鼻呼吸障害が起こっている状態を指します。

 

 

2. 鼻粘膜の生理

 

鼻づまりは、鼻粘膜の下で起こっています。

 

鼻の中の血流量が多くなって血管が拡がると鼻腔が狭くなり、血流量が減ると鼻腔通気は改善されます。

 

つまり、鼻の空気の通り道は血管の変化によって左右されているということです。

 

 

Nasal cycle

 

鼻粘膜は一定の周期で左右が相反するように腫脹と収縮を繰り返しています。

 

そのため、ある時には右側が通るが左はつまっていると感じ、時間の経過とともにその逆の鼻のつまりを感じるようになります。

 

※鼻のつまりを感じる事を鼻感(びかん)といいます。

 

このような一定周期の変化は『Nasal cycle』と呼ばれています。

 

このサイクルによって左右合計でほぼ一定の鼻の中の通気量が保たれるように調整されているのです。

 

 

3. 鼻閉の原因

 

最後に鼻づまりの原因を挙げていきます。

 

鼻づまりの原因は大きく分けると3つあります。

 

① 解剖学的要因によるもの(構造的因子)
(鼻甲介骨の肥厚、鼻中隔の湾曲、鼻甲介粘膜の腫脹、アデノイド増殖症、後鼻孔閉鎖)

 

② 鼻腔内疾患(粘膜性因子)
(鼻茸、慢性副鼻炎、アレルギー性鼻炎、異物)

 

③ 鼻腔外疾患
(上顎腫瘍、鼻前庭嚢胞、内服薬、ホルモン異常)

 

【参考:よくわかる病態生理14 耳鼻咽喉疾患】

 

 

いかがでしょうか。

 

誰でも経験した事がある鼻づまりですが、こんなにも多くの原因があるとは意外と知らなかったのではないでしょうか。

 

鼻呼吸が困難な場合は耳鼻咽頭科や専門家の治療が必要となりますが、日常の習慣によって改善される鼻づまりもあります。その一つの方法が今回ご紹介するエクササイズです。

 

皆様は『ビュテイコ呼吸法』を聞いたことはありますか?

 

ビュテイコ呼吸法とは、ロシアの故コンスタンティン・ビュテイコ医師の研究に基づいて教えられてきた呼吸法です。

 

ビュテイコ呼吸法では、呼吸の量を整えて正しい呼吸を行うことで、喘息、鼻炎、鼻づまりなどの減少、改善が可能であると証明されてきました。

 

ビュテイコメソッドの教育者、Patrick Mckeown氏は’’’呼吸をしすぎると鼻はつまる’’と言っています。

 

現代の人々は呼吸量が多すぎて過呼吸状態に陥っていて、過呼吸は喘息や鼻呼吸困難などを招く要因になるそうです。

 

ビュテイコ呼吸法について詳しい内容を知りたい方はbuteyko clinic internationalにてチェックしてみてください。

 

これからご紹介する鼻づまり解消法は、私の師事するマイオファンクショナルセラピスト、サラさんから伝授されましたが、ビュテイコ呼吸法に基づいた方法になります。

 


彼女のYouTube チャンネルでも紹介しているのでそちらの動画もチェックしてみて下さい。

 

再生できない方はこちら↓ ↓ ↓ ↓

How to unblock your stuffy nose in 5 minutes!

 

 

このエクササイズは突然鼻がつまった時や、慢性的な鼻づまりがある方にも効果的な方法です。

 

是非試してみて下さい。

 

※鼻づまりが全ての方に解消される訳ではありません。

 

stone

 

 

【鼻づまり解消法エクササイズ】

 

1 .唇を閉じ指で唇を抑えます。

 

2. 鼻から息をすって吐き出す呼吸を3〜5回繰り返します。

 

3. 吐ききったら鼻を指でつまんで口を閉じたまま息を止めます。

 

4. 息を止めている間、頭を上下、左右に動かします。

 

5. これ以上息を止めていられなくなったら、鼻を抑えていた指を離し、ゆっくりと鼻から息を吸って吐く。この時のポイントは口は閉じたまま行うことです。必ず鼻で呼吸をしてください。

 

これを鼻が通るまで繰り返します。

 

 

【鼻炎用生理食塩水】

 

 

次の方法は、鼻炎や副鼻腔炎の人にお勧めです。鼻づまり解消法エクササイズと合わせて行うと良いでしょう。

 

 

1. コップ一杯の水を沸騰させる。

 

2. 良質の海塩を小さじ約4分の1溶かす。

 

3. ぬるま湯の温かさまでさます。

 

4. 手のひらに塩水を少量取り、一方の鼻の穴から吸い込みます。

 

5. しばらく間を置いて、反対の鼻の穴でも同じことを繰り返す。

 

6. 両方の鼻の穴でそれぞれこの方法を続けます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

鼻がつまっていなくても、「鼻の通りが良くなった」と感じられたでしょうか。

 

このエクササイズをしながら寒い冬の鼻づまりを乗り越えて下さいね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

歯科衛生士/マイオファンクショナルセラピスト 後藤

 

christmas

 

Wish you a Merry christmas and a Happy new year!

 

 

銀座みゆき通りデンタルクリニックの歯科衛生士・後藤です。

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

2019.11.29更新

 


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girl with mouth open

 

 

鼻呼吸 -Nasal Breathing-

Posted on November 29, 2019 by Mayuko Goto

 

皆様こんにちは!歯科衛生士、後藤です。

 

MFTの部屋をご覧頂きありがとうございます。

 

前回はMFTの目標と症状、なぜMFTが必要なのか?といった内容で説明しました。

 

詳しくはこちら ▶︎MFT(口腔筋機能療法)とは?

 

このブログを通して皆様に少しでもMFTを知ってもらい、『口周りの筋肉を鍛え、正しい使い方をすることで健康になりましょう』という想いで書いています。

 

MFTの部屋が皆様の健康のお役に立てることを願っています。

 

さて、今回の内容は『 呼吸 』についてお話をしたいと思います。

 

MFTの4つの目標の一つ目、 ’’鼻呼吸を常に行える様にする’’  と前回にお話をしましたが、なぜ鼻呼吸が大事で、MFTと関係があるのかを今回は説明していきたいと思います。

 

目標の2つ目、"口を閉じること" は鼻呼吸をできることが前提になります。

 

口を常に閉じるには鼻呼吸をすることが不可欠なのです。

 

鼻呼吸はとても大事な基礎になるので、今回の記事の内容は鼻で呼吸をする重要性を、より多くの方にお伝え出来たらと思います。

 

|Nasal Breathing VS Mouth Breathing

鼻呼吸(びこきゅう)・口呼吸(こうこきゅう)

 

dog

 

字の通り鼻呼吸(びこきゅう)とは、鼻で呼吸すること。

 

口呼吸(こうこきゅう)とは、口で呼吸することを意味します。

 

呼吸は鼻と口を使ってできますが、常に口で呼吸できるのは、哺乳類ではヒトだけに限られています。

 

「それなら犬はどうなの?犬も哺乳類だけど口でハァハァ呼吸をしているのではないの?」と思われるでしょうか。

 

犬が口でハァハァしているのは、呼吸のためにしているのではなく、汗腺がない為に、体温調節をしているだけなのです。

 

ではなぜ『ヒト』だけが口で呼吸できるのでしょうか。

 

それは、人間特有の成長過程に違いがありました。

 

 

baby cake

 

口呼吸の始まり

 

生まれたての赤ちゃんは鼻でしか呼吸はできません。しかし一歳頃になると口で呼吸ができるようになります。なぜかというと、1歳頃になり言葉を習得し始めると、食道(口からの道)と、気道(空気の道)の構造が変わり口で呼吸ができるようになるのです。

 

この頃に舌の位置にも変化が起こり始めます。(舌の位置に関しては今後のブログで詳しく述べていきますね。)

 

赤ちゃんは、口で呼吸ができることを覚えると嬉しくて一生懸命、口で呼吸をしてしまいその結果、口呼吸の癖がついてしまうのです。

 

「口呼吸も鼻呼吸も呼吸ができるのだからどちらも同じでしょ?」と疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。しかしこれは大違いです。口呼吸を続けていると身体に様々なトラブルを招きます。

 

みらいクリニックの今井一彰先生は、『口で呼吸することは鼻から食べ物を食べてるのと一緒だ』と指摘されています。

 

鼻で呼吸することは、本来は私たち人間にとって当たり前のことなのです。

 

しかし日本では口呼吸が健康に害を及ぼすという認識が欠けています。

 

自分自身が口呼吸をしているという自覚すらないことも見受けられます。

 

前述しましたが、MFTを行うにあたり鼻呼吸は基本になります。

 

本来、当たり前のようにしているべき鼻呼吸の重要性や、様々な弊害のある口呼吸との違いをこれからご説明していきますね。

 

|Nasal Function

鼻の役割

 

 ENT

 

知っておいていただきたい一つのポイントは、鼻の仕組みと機能です。

 

現代のように空気が様々な有害物質で汚染されていると、鼻からも喉からも多量に毒物が入ってきます。

 

鼻はそれらの空気中に含まれる毒物を消化、解毒してくれます。身体を守ってくれているのです。

 

ではどのような働きがあるのでしょうか。

 

1.フィルター作用

Filters

鼻の中は微細な線毛の生えた粘膜で覆われています。これが吸い込んだ空気を浄化し、きれいにします。

 

 

2.加湿作用

Moistens

鼻の中には副鼻腔(ふくびくう)という空洞があります。そこで吸い込んだ空気が乾燥したままだとバイ菌が入り込みやすいため、湿度を与えバイ菌が体内に入り込むのを防いでくれています。

 

 

3.温める作用

Warms

鼻は吸った空気を温める作用があるので気道が(喉の奥にある空気の道)冷えることなく守られます。

 

鼻は ”加湿器付きの空気清浄機” なのです。
アレルギーや喘息もちの方が高価な掃除機や寝具を購入するが、最も重要な『鼻呼吸をする』という意識がないことを残念に思います。

 

 

4.抗炎症作用

Anti-inflammatory

鼻呼吸をすると一酸化窒素が作られます。一酸化窒素は副鼻腔(鼻の空洞)でしか作られないため口呼吸では起らないことです。一酸化窒素がどう作用されるかというと、抗炎症の役割を果たしてくれます。つまり鼻で呼吸をして一酸化窒素が送られるとアデノイド(※鼻の突き当たりの組織の腫れの事)や扁桃腺(※喉の奥の両側にある組織)の炎症を抑えてくれるのです。

 

4つの作用に加え、鼻はにおいを感知する嗅覚という機能があります。

 

嗅覚は神経系から見ると運動、情動、感覚、記憶、思考、創造、言語といった機能をつかさどっています。嗅覚は生きる上で重要な感覚器官であるのです。

 

鼻の役割はまだたくさんありますが、今回はここまでにして、続いて口呼吸についてお話していきます。

 

|Mouth Breathing

口呼吸

 

 black white

 

鼻には浄化作用があると前述しましたが、口にはその作用がない為、吸い込んだ空気はそのまま肺に入り体内に行き渡ってしまいます。よって、口で呼吸すれば空気中のウィルス、細菌、汚れ、花粉などが容易に入り込み、喉は攻撃を受けます。そして喉にウィルスが付着して、喉は腫れ、様々な病気を発生させます。

 

鼻の機能の低下

 

よく『鼻がつまっていて口でしか呼吸ができない』という方がいますが、これは逆な場合があります。鼻呼吸が出来ていた幼少の時に口呼吸を続けていた結果、鼻が使えなくなってしまうのです。口で呼吸をし、鼻から空気を通さないでいると、鼻の機能の低下を招きます。私たちのあらゆる器官は、使わないと機能が衰えることはご存知でしょうか?筋肉も使わないと衰えていきますよね。それと同じことなのです。鼻も同じで使わないでいると、鼻には汚れだけがたまってしまいます。空気を出し入れする動作によって、鼻の働きを活性化させる上でも重要なのです。

 

酸素の吸収率

 

そして鼻呼吸と口呼吸の大きな違いの一つに、酸素の吸収率が違うことが挙げられます。鼻呼吸の方が口呼吸に比べて血中に酸素を送ってくれます。口呼吸により十分な酸素が送られないと、睡眠の質が落ち、日中も疲れやすい、気力が出ない、また子供の場合、脳の発達に影響がでる。学力の低下。等報告されています。

 

 "The children do not sleep well at night due to obstructed airways;this lack of sleep can adversely affect their growth and academic performance. Many of these children are misdiagnosed with attention deficit disorder(ADD) and hyperactivity."

(口呼吸による睡眠不足が原因で学力の低下が生じ、多くの子供たちは注意欠如障害、多動性障害と誤診されている。)

Gen Dent.2010 Jan-Feb;58(1):18-25

 

ここまでで(少しですが)口呼吸から鼻呼吸に変えるべき理由をお分かり頂けましたでしょうか?

 

最後は口呼吸を続けた場合の顔貌、骨格の変化についてお話しします。

 

口呼吸は身体の内部のみに影響するのではなく、お顔などの外見にも大きく影響してきます。

 

ではどんな風に変わっていくのでしょうか。

 

girl covering her face

 

|The Effect of Mouth Breathing

口呼吸の影響

 

子供の時に口呼吸を改善しないと、、

 

 

・顔(骨格)は垂直的に細長く伸び、下顎は後ろに引かれる

 

・上顎のアーチが狭窄(きょうさく)してくる(上顎がVの字の形になる)※図3参照

 

・不正咬合を招く

不正咬合について詳しくはこちら

↓ ↓ ↓

▶︎大人の矯正 ▶︎子供の矯正 ▶︎子供の歯並び

 

 ・ガミースマイル(※笑うと上の歯茎の大部分が見える状態)

 

・無気力な顔貌になる

 

・口が開き、舌が下がり、気道が狭くなり、姿勢が悪くなる

 

・睡眠時無呼吸症候群になる

※睡眠時症候群は口呼吸とダイレクトにリンクしていると最近では言われています。

▶︎睡眠時無呼吸症候群についてはこちら

 

・虫歯や歯周病になりやすくなる

▶︎歯のクリーニング ▶︎ 虫歯の治療

 

 

"Mouth breathing causes a dry mouth,which creates an ideal environment for bacteria to multiply,leading to gum disease and teeth decay.In addition,children who habitually breathe through their mouths have a far greater likelihood of developing crooked teeth.
(口呼吸は、口の中の乾燥の原因となります。これは細菌が住みつくのに理想的な環境なので、歯周病や虫歯の原因にもなります。習慣的に口呼吸する子供は歯並びが悪くなる可能性がずっと高くなるのです。)
"Dr Flutter,J.,The Negative Effects of Mouth Breathing,Brisbane"

 

口呼吸を放っておくと、これらの問題が起こる可能性があります。なぜなら口で呼吸をすることにより、口が開き、口が開くと舌が下がります。すると、口周りの筋肉が弛緩され顔全体の筋肉も衰えてきます。筋肉が使われず衰えていくと、口周りの機能がどんどん低下され、このような変化が起きてくるのです。

 

図1は、鼻呼吸と口呼吸の顔貌の違いを表しています。上段が鼻呼吸、下段が口呼吸です。骨格の形・目の垂れ下がり・頬骨・鼻の骨の形・顎の骨の形、位置・気道の大きさ・歯並び、それぞれの違いを比較しています。

 

図1

 

図1

 

 

図2は、実際の口呼吸を続けた方の外見の変化を見たものです。1番左が10歳の頃、右側の2枚が17歳の頃の斜めと横から写した顔写真です。(同一人物です)図1の下の図のように、目、頬、唇は垂れ下がり、顎の成長も下方に伸び、顎が下がっている状態が見てお分かりだと思います。この方が鼻呼吸をし、MFTをやっていたら容貌は変わっていたのかもしれません。

 

David

図2 ※Dr.John Mew's Patient, David

 

図3は(左図)理想的な形をした上顎の歯のアーチと、(右図)内側に入り込み、狭窄(きょうさく)している上顎の歯のアーチです。右図は、アーチが狭くなり歯の並ぶスペースが確保されず、ガタついているのがよくわかります。

 

arch

図3

 

MFTで正しい筋肉の使い方をトレーニングする事によってこれらの予防、改善が可能になります。
※アレルギー、扁桃肥大、アデノイドなどがあり鼻呼吸が困難な場合は耳鼻咽頭科や医療機関の連携を図る必要もあります。

 

鼻の機能や口周りの筋肉は使わなければどんどんダメになる、というのが私たち人間の身体の大きな特徴です。

 

それぞれの使い方を正しくトレーニングし、より一層生活の質を高めて健康になって頂きたいと思います。

 

まずはご自身が口呼吸か鼻呼吸か意識し、自覚をしてみて下さい。

 

しっかり鼻で呼吸できるかチェックするとっても簡単な方法がありますのでお教えしますね。

 

簡単にできる鼻呼吸チェック法〉

 

くちびるをしっかり閉じ2分間鼻だけで呼吸をする。

 

 

これだけです。 

 

これができれば、常に唇を閉じ、鼻で呼吸する事はMFTの訓練により可能です!

 

是非試してみて下さいね。

 

以上、鼻呼吸、口呼吸についてでした。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

歯科衛生士 後藤

 

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銀座みゆき通りデンタルクリニックの歯科衛生士・後藤です。

Myo Mentor 認定マイオファンクショナルセラピストとして活躍しております。

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

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