2019.12.23更新

 


Myofunctional Therapy

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how to unblock the nose dedasi

 

 

How to unblock the nose

鼻づまり解消法〜エクササイズ編〜

Posted on December 23, 2019 by Mayuko Goto

 

皆様こんにちは!

 

歯科衛生士、後藤です。

 

今日もMFTの部屋をご覧頂きありがとうございます。

 

連日、厳しい寒さが続き、空気がぐんと冷たくなりましたね。

 

皆様、口呼吸で冷たい空気を吸い込んでいませんか?

 

口呼吸だと冷たい空気がそのまま喉から気管へ入ってしまいます。

 

寒い冬にこそ、鼻で呼吸をしましょう。

 

前回の記事では鼻呼吸・口呼吸について詳しいお話をしましたので、是非そちらもご覧下さい。

▶︎鼻呼吸Nasal Breathing

 

 

さて、冬の季節になると、くしゃみがでたり、鼻づまりがひどくなることありませんか?

 

風邪が流行りやすい時期ですし、花粉、アレルギー、などと鼻づまりの原因は色々考えられます。

 

なかには、温度変化で起こる、寒暖差アレルギーといわれているものもあります。

 

これは、急に暖かい部屋に入った時や体が冷えた時などに、くしゃみや鼻水がでる症状です。

 

冬になると特に症状が強くなると感じる方は、もしかしたら寒暖差アレルギーかもしれませんね。

 

そのような状況の中では、鼻で呼吸をしたくてもできず、どうしても口で呼吸をしてしまう事があるのではないでしょうか。

 

しかし、鼻がつまっている時に口で呼吸をすると、鼻づまりは更に悪化してしまいます。

 

そこで今回は、鼻がつまった時の解消法をご紹介していきたいと思います。

 

cup glasses tissue

 

 

鼻がつまるメカニズム

 

 

まずは、エクササイズに入る前に鼻がつまる原因や、生理メカニズムについて少し知っておきましょう。

 

 

|Nasal obstruction

鼻閉

 

1. 定義

 

『鼻閉(びへい)』とは鼻がつまっていて鼻呼吸を十分に行うことができなくなった状態の事をいいます。

 

いわゆる’’鼻づまり’’です。

 

鼻づまりは、鼻の中の粘膜(鼻胞粘膜)が腫脹し、鼻腔(鼻の中の空洞)が狭くなり起こり、鼻腔通気性(鼻の中の空気の通り)が低下し鼻呼吸障害が起こっている状態を指します。

 

 

2. 鼻粘膜の生理

 

鼻づまりは、鼻粘膜の下で起こっています。

 

鼻の中の血流量が多くなって血管が拡がると鼻腔が狭くなり、血流量が減ると鼻腔通気は改善されます。

 

つまり、鼻の空気の通り道は血管の変化によって左右されているということです。

 

 

Nasal cycle

 

鼻粘膜は一定の周期で左右が相反するように腫脹と収縮を繰り返しています。

 

そのため、ある時には右側が通るが左はつまっていると感じ、時間の経過とともにその逆の鼻のつまりを感じるようになります。

 

※鼻のつまりを感じる事を鼻感(びかん)といいます。

 

このような一定周期の変化は『Nasal cycle』と呼ばれています。

 

このサイクルによって左右合計でほぼ一定の鼻の中の通気量が保たれるように調整されているのです。

 

 

3. 鼻閉の原因

 

最後に鼻づまりの原因を挙げていきます。

 

鼻づまりの原因は大きく分けると3つあります。

 

① 解剖学的要因によるもの(構造的因子)
(鼻甲介骨の肥厚、鼻中隔の湾曲、鼻甲介粘膜の腫脹、アデノイド増殖症、後鼻孔閉鎖)

 

② 鼻腔内疾患(粘膜性因子)
(鼻茸、慢性副鼻炎、アレルギー性鼻炎、異物)

 

③ 鼻腔外疾患
(上顎腫瘍、鼻前庭嚢胞、内服薬、ホルモン異常)

 

【参考:よくわかる病態生理14 耳鼻咽喉疾患】

 

 

いかがでしょうか。

 

誰でも経験した事がある鼻づまりですが、こんなにも多くの原因があるとは意外と知らなかったのではないでしょうか。

 

鼻呼吸が困難な場合は耳鼻咽頭科や専門家の治療が必要となりますが、日常の習慣によって改善される鼻づまりもあります。その一つの方法が今回ご紹介するエクササイズです。

 

皆様は『ビュテイコ呼吸法』を聞いたことはありますか?

 

ビュテイコ呼吸法とは、ロシアの故コンスタンティン・ビュテイコ医師の研究に基づいて教えられてきた呼吸法です。

 

ビュテイコ呼吸法では、呼吸の量を整えて正しい呼吸を行うことで、喘息、鼻炎、鼻づまりなどの減少、改善が可能であると証明されてきました。

 

ビュテイコメソッドの教育者、Patrick Mckeown氏は’’’呼吸をしすぎると鼻はつまる’’と言っています。

 

現代の人々は呼吸量が多すぎて過呼吸状態に陥っていて、過呼吸は喘息や鼻呼吸困難などを招く要因になるそうです。

 

ビュテイコ呼吸法について詳しい内容を知りたい方はbuteyko clinic internationalにてチェックしてみてください。

 

これからご紹介する鼻づまり解消法は、私の師事するマイオファンクショナルセラピスト、サラさんから伝授されましたが、ビュテイコ呼吸法に基づいた方法になります。

 


彼女のYouTube チャンネルでも紹介しているのでそちらの動画もチェックしてみて下さい。

 

再生できない方はこちら↓ ↓ ↓ ↓

How to unblock your stuffy nose in 5 minutes!

 

 

このエクササイズは突然鼻がつまった時や、慢性的な鼻づまりがある方にも効果的な方法です。

 

是非試してみて下さい。

 

※鼻づまりが全ての方に解消される訳ではありません。

 

stone

 

 

【鼻づまり解消法エクササイズ】

 

1 .唇を閉じ指で唇を抑えます。

 

2. 鼻から息をすって吐き出す呼吸を3〜5回繰り返します。

 

3. 吐ききったら鼻を指でつまんで口を閉じたまま息を止めます。

 

4. 息を止めている間、頭を上下、左右に動かします。

 

5. これ以上息を止めていられなくなったら、鼻を抑えていた指を離し、ゆっくりと鼻から息を吸って吐く。この時のポイントは口は閉じたまま行うことです。必ず鼻で呼吸をしてください。

 

これを鼻が通るまで繰り返します。

 

 

【鼻炎用生理食塩水】

 

 

次の方法は、鼻炎や副鼻腔炎の人にお勧めです。鼻づまり解消法エクササイズと合わせて行うと良いでしょう。

 

 

1. コップ一杯の水を沸騰させる。

 

2. 良質の海塩を小さじ約4分の1溶かす。

 

3. ぬるま湯の温かさまでさます。

 

4. 手のひらに塩水を少量取り、一方の鼻の穴から吸い込みます。

 

5. しばらく間を置いて、反対の鼻の穴でも同じことを繰り返す。

 

6. 両方の鼻の穴でそれぞれこの方法を続けます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

鼻がつまっていなくても、「鼻の通りが良くなった」と感じられたでしょうか。

 

このエクササイズをしながら寒い冬の鼻づまりを乗り越えて下さいね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

歯科衛生士/マイオファンクショナルセラピスト 後藤

 

christmas

 

Wish you a Merry christmas and a Happy new year!

 

 

 

 


 

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

2019.11.29更新

 


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girl with mouth open

 

 

鼻呼吸 -Nasal Breathing-

Posted on November 29, 2019 by Mayuko Goto

 

皆様こんにちは!歯科衛生士、後藤です。

 

MFTの部屋をご覧頂きありがとうございます。

 

前回はMFTの目標と症状、なぜMFTが必要なのか?といった内容で説明しました。

 

詳しくはこちら ▶︎MFT(口腔筋機能療法)とは?

 

このブログを通して皆様に少しでもMFTを知ってもらい、『口周りの筋肉を鍛え、正しい使い方をすることで健康になりましょう』という想いで書いています。

 

MFTの部屋が皆様の健康のお役に立てることを願っています。

 

さて、今回の内容は『 呼吸 』についてお話をしたいと思います。

 

MFTの4つの目標の一つ目、 ’’鼻呼吸を常に行える様にする’’  と前回にお話をしましたが、なぜ鼻呼吸が大事で、MFTと関係があるのかを今回は説明していきたいと思います。

 

目標の2つ目、"口を閉じること" は鼻呼吸をできることが前提になります。

 

口を常に閉じるには鼻呼吸をすることが不可欠なのです。

 

鼻呼吸はとても大事な基礎になるので、今回の記事の内容は鼻で呼吸をする重要性を、より多くの方にお伝え出来たらと思います。

 

|Nasal Breathing VS Mouth Breathing

鼻呼吸(びこきゅう)・口呼吸(こうこきゅう)

 

dog

 

字の通り鼻呼吸(びこきゅう)とは、鼻で呼吸すること。

 

口呼吸(こうこきゅう)とは、口で呼吸することを意味します。

 

呼吸は鼻と口を使ってできますが、常に口で呼吸できるのは、哺乳類ではヒトだけに限られています。

 

「それなら犬はどうなの?犬も哺乳類だけど口でハァハァ呼吸をしているのではないの?」と思われるでしょうか。

 

犬が口でハァハァしているのは、呼吸のためにしているのではなく、汗腺がない為に、体温調節をしているだけなのです。

 

ではなぜ『ヒト』だけが口で呼吸できるのでしょうか。

 

それは、人間特有の成長過程に違いがありました。

 

 

baby cake

 

口呼吸の始まり

 

生まれたての赤ちゃんは鼻でしか呼吸はできません。しかし一歳頃になると口で呼吸ができるようになります。なぜかというと、1歳頃になり言葉を習得し始めると、食道(口からの道)と、気道(空気の道)の構造が変わり口で呼吸ができるようになるのです。

 

この頃に舌の位置にも変化が起こり始めます。(舌の位置に関しては今後のブログで詳しく述べていきますね。)

 

赤ちゃんは、口で呼吸ができることを覚えると嬉しくて一生懸命、口で呼吸をしてしまいその結果、口呼吸の癖がついてしまうのです。

 

「口呼吸も鼻呼吸も呼吸ができるのだからどちらも同じでしょ?」と疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。しかしこれは大違いです。口呼吸を続けていると身体に様々なトラブルを招きます。

 

みらいクリニックの今井一彰先生は、『口で呼吸することは鼻から食べ物を食べてるのと一緒だ』と指摘されています。

 

鼻で呼吸することは、本来は私たち人間にとって当たり前のことなのです。

 

しかし日本では口呼吸が健康に害を及ぼすという認識が欠けています。

 

自分自身が口呼吸をしているという自覚すらないことも見受けられます。

 

前述しましたが、MFTを行うにあたり鼻呼吸は基本になります。

 

本来、当たり前のようにしているべき鼻呼吸の重要性や、様々な弊害のある口呼吸との違いをこれからご説明していきますね。

 

|Nasal Function

鼻の役割

 

 ENT

 

知っておいていただきたい一つのポイントは、鼻の仕組みと機能です。

 

現代のように空気が様々な有害物質で汚染されていると、鼻からも喉からも多量に毒物が入ってきます。

 

鼻はそれらの空気中に含まれる毒物を消化、解毒してくれます。身体を守ってくれているのです。

 

ではどのような働きがあるのでしょうか。

 

1.フィルター作用

Filters

鼻の中は微細な線毛の生えた粘膜で覆われています。これが吸い込んだ空気を浄化し、きれいにします。

 

 

2.加湿作用

Moistens

鼻の中には副鼻腔(ふくびくう)という空洞があります。そこで吸い込んだ空気が乾燥したままだとバイ菌が入り込みやすいため、湿度を与えバイ菌が体内に入り込むのを防いでくれています。

 

 

3.温める作用

Warms

鼻は吸った空気を温める作用があるので気道が(喉の奥にある空気の道)冷えることなく守られます。

 

鼻は ”加湿器付きの空気清浄機” なのです。
アレルギーや喘息もちの方が高価な掃除機や寝具を購入するが、最も重要な『鼻呼吸をする』という意識がないことを残念に思います。

 

 

4.抗炎症作用

Anti-inflammatory

鼻呼吸をすると一酸化窒素が作られます。一酸化窒素は副鼻腔(鼻の空洞)でしか作られないため口呼吸では起らないことです。一酸化窒素がどう作用されるかというと、抗炎症の役割を果たしてくれます。つまり鼻で呼吸をして一酸化窒素が送られるとアデノイド(※鼻の突き当たりの組織の腫れの事)や扁桃腺(※喉の奥の両側にある組織)の炎症を抑えてくれるのです。

 

4つの作用に加え、鼻はにおいを感知する嗅覚という機能があります。

 

嗅覚は神経系から見ると運動、情動、感覚、記憶、思考、創造、言語といった機能をつかさどっています。嗅覚は生きる上で重要な感覚器官であるのです。

 

鼻の役割はまだたくさんありますが、今回はここまでにして、続いて口呼吸についてお話していきます。

 

|Mouth Breathing

口呼吸

 

 black white

 

鼻には浄化作用があると前述しましたが、口にはその作用がない為、吸い込んだ空気はそのまま肺に入り体内に行き渡ってしまいます。よって、口で呼吸すれば空気中のウィルス、細菌、汚れ、花粉などが容易に入り込み、喉は攻撃を受けます。そして喉にウィルスが付着して、喉は腫れ、様々な病気を発生させます。

 

鼻の機能の低下

 

よく『鼻がつまっていて口でしか呼吸ができない』という方がいますが、これは逆な場合があります。鼻呼吸が出来ていた幼少の時に口呼吸を続けていた結果、鼻が使えなくなってしまうのです。口で呼吸をし、鼻から空気を通さないでいると、鼻の機能の低下を招きます。私たちのあらゆる器官は、使わないと機能が衰えることはご存知でしょうか?筋肉も使わないと衰えていきますよね。それと同じことなのです。鼻も同じで使わないでいると、鼻には汚れだけがたまってしまいます。空気を出し入れする動作によって、鼻の働きを活性化させる上でも重要なのです。

 

酸素の吸収率

 

そして鼻呼吸と口呼吸の大きな違いの一つに、酸素の吸収率が違うことが挙げられます。鼻呼吸の方が口呼吸に比べて血中に酸素を送ってくれます。口呼吸により十分な酸素が送られないと、睡眠の質が落ち、日中も疲れやすい、気力が出ない、また子供の場合、脳の発達に影響がでる。学力の低下。等報告されています。

 

 "The children do not sleep well at night due to obstructed airways;this lack of sleep can adversely affect their growth and academic performance. Many of these children are misdiagnosed with attention deficit disorder(ADD) and hyperactivity."

(口呼吸による睡眠不足が原因で学力の低下が生じ、多くの子供たちは注意欠如障害、多動性障害と誤診されている。)

Gen Dent.2010 Jan-Feb;58(1):18-25

 

ここまでで(少しですが)口呼吸から鼻呼吸に変えるべき理由をお分かり頂けましたでしょうか?

 

最後は口呼吸を続けた場合の顔貌、骨格の変化についてお話しします。

 

口呼吸は身体の内部のみに影響するのではなく、お顔などの外見にも大きく影響してきます。

 

ではどんな風に変わっていくのでしょうか。

 

girl covering her face

 

|The Effect of Mouth Breathing

口呼吸の影響

 

子供の時に口呼吸を改善しないと、、

 

 

・顔(骨格)は垂直的に細長く伸び、下顎は後ろに引かれる

 

・上顎のアーチが狭窄(きょうさく)してくる(上顎がVの字の形になる)※図3参照

 

・不正咬合を招く

不正咬合について詳しくはこちら

↓ ↓ ↓

▶︎大人の矯正 ▶︎子供の矯正 ▶︎子供の歯並び

 

 ・ガミースマイル(※笑うと上の歯茎の大部分が見える状態)

 

・無気力な顔貌になる

 

・口が開き、舌が下がり、気道が狭くなり、姿勢が悪くなる

 

・睡眠時無呼吸症候群になる

※睡眠時症候群は口呼吸とダイレクトにリンクしていると最近では言われています。

▶︎睡眠時無呼吸症候群についてはこちら

 

・虫歯や歯周病になりやすくなる

▶︎歯のクリーニング ▶︎ 虫歯の治療

 

 

"Mouth breathing causes a dry mouth,which creates an ideal environment for bacteria to multiply,leading to gum disease and teeth decay.In addition,children who habitually breathe through their mouths have a far greater likelihood of developing crooked teeth.
(口呼吸は、口の中の乾燥の原因となります。これは細菌が住みつくのに理想的な環境なので、歯周病や虫歯の原因にもなります。習慣的に口呼吸する子供は歯並びが悪くなる可能性がずっと高くなるのです。)
"Dr Flutter,J.,The Negative Effects of Mouth Breathing,Brisbane"

 

口呼吸を放っておくと、これらの問題が起こる可能性があります。なぜなら口で呼吸をすることにより、口が開き、口が開くと舌が下がります。すると、口周りの筋肉が弛緩され顔全体の筋肉も衰えてきます。筋肉が使われず衰えていくと、口周りの機能がどんどん低下され、このような変化が起きてくるのです。

 

図1は、鼻呼吸と口呼吸の顔貌の違いを表しています。上段が鼻呼吸、下段が口呼吸です。骨格の形・目の垂れ下がり・頬骨・鼻の骨の形・顎の骨の形、位置・気道の大きさ・歯並び、それぞれの違いを比較しています。

 

図1

 

図1

 

 

図2は、実際の口呼吸を続けた方の外見の変化を見たものです。1番左が10歳の頃、右側の2枚が17歳の頃の斜めと横から写した顔写真です。(同一人物です)図1の下の図のように、目、頬、唇は垂れ下がり、顎の成長も下方に伸び、顎が下がっている状態が見てお分かりだと思います。この方が鼻呼吸をし、MFTをやっていたら容貌は変わっていたのかもしれません。

 

David

図2 ※Dr.John Mew's Patient, David

 

図3は(左図)理想的な形をした上顎の歯のアーチと、(右図)内側に入り込み、狭窄(きょうさく)している上顎の歯のアーチです。右図は、アーチが狭くなり歯の並ぶスペースが確保されず、ガタついているのがよくわかります。

 

arch

図3

 

MFTで正しい筋肉の使い方をトレーニングする事によってこれらの予防、改善が可能になります。
※アレルギー、扁桃肥大、アデノイドなどがあり鼻呼吸が困難な場合は耳鼻咽頭科や医療機関の連携を図る必要もあります。

 

鼻の機能や口周りの筋肉は使わなければどんどんダメになる、というのが私たち人間の身体の大きな特徴です。

 

それぞれの使い方を正しくトレーニングし、より一層生活の質を高めて健康になって頂きたいと思います。

 

まずはご自身が口呼吸か鼻呼吸か意識し、自覚をしてみて下さい。

 

しっかり鼻で呼吸できるかチェックするとっても簡単な方法がありますのでお教えしますね。

 

簡単にできる鼻呼吸チェック法〉

 

くちびるをしっかり閉じ2分間鼻だけで呼吸をする。

 

 

これだけです。 

 

これができれば、常に唇を閉じ、鼻で呼吸する事はMFTの訓練により可能です!

 

是非試してみて下さいね。

 

以上、鼻呼吸、口呼吸についてでした。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

歯科衛生士 後藤

 

thank you2

 

 


 

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

2019.10.23更新

 


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baby

 

 

MFT(口腔筋機能療法)とは?

Posted on October 23, 2019 by Mayuko Goto

 

 

皆様こんにちは!歯科衛生士、後藤です。

 

MFTの部屋をご覧頂きありがとうございます。

 

MFTの部屋では口の周りの筋肉(唇、頬、舌)に関係する健康のお話をお伝えしていきます。

 

私は現在本場アメリカのMFTを勉強中です。(MFT発祥の地、アメリカで活躍するアメリカ人の歯科衛生士/マイオファンクショナルセラピストSarah Hornsbyさんからマイオファンクショナルセラピスト認定講座を受けております。)

 

そんな最新MFT情報を皆様にお届けしていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

皆様は MFT または 口腔筋機能療法 という言葉を聞いた事はありますか?難しくて馴染みのない言葉ですよね。インターネットで検索をすると大体は歯科医院と関連されて出てくるのではないでしょうか?そこで今回は意外と知られていないMFTについて(大まかになりますが)紹介していきます。

 

|History

 MFTの歴史

 

MFT は約100年前、1910年代に米国の矯正歯科医 Rogers AP により提唱されました。その後様々な発展を経て1970年以降、日本に臨床応用が開始されました。現在、日本では主に矯正歯科や小児歯科でMFTが実施されています。

 

さて、その MFT ( Myofunctional Therapy ) 口腔筋機能療法 とは何なのか?

  

 

|Myofunctional Therapy

 MFT とは?

 

MFTとは『歯を取り囲む筋肉の働きを良くするトレーニング』です。英語で Myofunctional Therapy の略語で日本語だと 口腔筋機能療法 と言います。

 

鍛える筋肉

 

具体的にどこの筋肉かというと唇を開けたり閉じたりする筋肉と舌の筋肉です。(舌は筋肉でできているのです!)口の”筋トレ”といった感じです。身体を鍛えるメリットは何となく思い浮かびますよね。 

 

ではなぜ口周りの筋肉を鍛えるの?と疑問に思うかもしれません。日常で舌の動きや無意識の時の舌の位置を意識して考える事はあまりないかと思います。姿勢を正しなさいと言われても舌の位置を正しなさい!と指摘される事はないですもんね。

 

まだまだ認知度が低いかもしれませんが口周りの筋肉を正しく鍛える事は QOL(Quality of life, 生活の質)と ADL(Activities of daily living, 日常生活活動)の向上に繋がります。特に舌の働きは生活をしていく中でとても大事な役割を担っているのです。

 

舌の大事な役割

 

舌は生きる上で必要な

 

・呼吸

・睡眠

・食 

 

に深く関係しています。

 

舌は味を感じる役割や食べ物を噛む助けをし、飲み込む時に働いてくれます。そして噛む為の大切な機能の中の一つが 『 』 です。口の筋肉、舌の筋肉が正しく機能されずに衰えていくと歯並びにも影響がでてくるのです。歯の並びは、舌、唇、頬 等の筋肉からいつも力を受けています。

 

この力のバランスによって歯並びや骨格が変化していくのです。(成長期に最も影響を受けると言われています。)

 

では口周りの筋肉のバランスが崩れる事によってどんな事が起こるかご説明します。

 

口周りの筋機能不足で起こる健康のトラブル

 

1. 不正咬合 

 Dental malocclusion

 

不正咬合とはかみ合わせが悪い状態の事を言います。

不正咬合にも色々なパターンがあります。詳しくはこちらをご覧ください
      ↓↓↓↓↓
▶︎大人の矯正 ▶︎子供の矯正 ▶︎子供の歯並び

 

 

2. 矯正治療後の新たな不正咬合

Orthodonticrelapse

 

矯正で正しいかみ合わせに治した後でも舌の力により歯が動かされてしまう可能性があります。

 

 

3. 頭蓋顔面の成長異常

Craniofacial developmental disoder

 

骨格の成長に影響を及ぼします。骨格性の受け口 開咬 などが挙げられます。

 

受け口には大きく分けて二種類あり骨格性の受け口(下顎の骨が長く前突している状態)と歯性の受け口(下の歯の列が上の歯の列より前突していて下顎が長く見える状態)があります。

 

骨格性の受け口は矯正治療だけでは治せません。下顎の長さを短くする方法としては外科手術となります。その一方で歯性の受け口の場合は矯正治療で治す事ができます。

 

よって、骨格性の受け口にできるだけならないようにする事が重要になるのです。

 

 4. いびき

Snoring

 

いびきが起こる原因として舌の位置と気道に深い関係があります。

 

いびきについて詳しくはこちらをご覧ください。

   ↓↓↓↓↓ 
 いびきについて

 

 

5. 睡眠時無呼吸症候群  

Sleep apnea syndrome

 

眠っている時に呼吸が止まる病気の事を言います。

 

4番目のいびきとリンクしているものでこれも舌の位置と動きに関係しています。MFTと重要な関わりがあるので後に詳しくブログでお話していきますね。

 

睡眠時無呼吸症候群について詳しくはこちらをご覧ください。
     ↓↓↓↓↓

睡眠時無呼吸症候群について 

 

 

6. 虫歯歯周病口臭  

Dental cavity,Periodontal disease,Bad breath

 

唾液は虫歯、歯周病、口臭予防の強い味方

 

口で呼吸する事で口の中が乾きやすくなります。さらに、舌や頬の動きが悪いと、唾液の流れが悪くなり、汚れがたまりやすくなるのです。口の中の乾燥や唾液の停滞は、ばい菌が繁殖するのを手助けしてしまいます。


口が乾くと唾液の作用が損なわれる

口臭にはいくつか原因がありますが、ニオイは唾液の量で決まります。

 

唾液には抗菌作用 ・浄化作用 ・歯の石灰化作用 ・消化作用 ・潤滑作用 ・味覚作用といった働きがあります。口で呼吸する事により口の中が乾き、唾液の量が減りこれらのメリットを受けられず口臭の原因を作ってしまうのです。

 

予防・治療についてはこちらをご覧ください。

     ↓↓↓↓↓

▶︎歯のクリーニング ▶︎ 虫歯の治療

 

 

ここまで大きく6つに分けて説明しましたが口周りの機能がきちんと働いていないとその他にも沢山の問題を引き起こす原因となります。口周りの筋肉だけでこんなにも身体に影響を及ぼす可能性があるのです。私達はMFTで口周りの機能を改善させる事によりこれらの問題を予防、改善を目指していきます。

 

日本では歯科衛生士がメインとなり指導にあたっていますが、アメリカではカイロプラクターや言語聴覚士、耳鼻咽喉科とチームを組んだり、歯科医療従事者以外の幅広い分野でMFTが行われているのです。それでも現状はまだまだ認知されていないとアメリカのMFT専門家は言っています。


ではもう少し掘り下げてMFTの具体的な内容をご説明しますね。



|Goal Of Myofunctional Therapy
 MFTの4つの目標

MFT

 

当院のMFTでは4つの目標をもとに取り組んでいきます。


1. 鼻呼吸

Nasal Breathing

 

鼻呼吸とは、鼻で吸って鼻から吐く呼吸をする事です。鼻呼吸を常に行える様にします。

 

2. 唇を閉じる

Lip Seal 

 

安静時や寝ている間も口は閉じた状態でいます。

 

3. 舌の正しい位置

Correct Tongue Posture

 

安静時や寝ている間、正しい舌の置く位置の確立。

 

4. 正しい嚥下(えんげ)の仕方

Correct Swallowing Pattern 

 

嚥下とは飲み込みの事を言います。飲み込む時の正しい舌の動かし方の確立。


この4つの目標が(起きている時、寝ている間と共に)正しく身につくと成長期の子供の骨格の発達は正しく誘導され将来起こりうる問題の予防につながります。もちろん成人の方が始めても遅くはありません。子供から大人まで対象となるトレーニングなのです。


|Four Core Symptoms

4つの症状

 

ではどうやってMFTが必要か見分けるのでしょうか。

 

kid with omg face 

 

1. 舌癖(ぜつへき)異常な嚥下(えんげ)パターン

Tonguethrust swallowing patten

 

舌癖とは舌の癖の事を言います。
舌が歯を押し出していないか、飲み込む時の舌の動きの状態はどうか等を見ます。

 

2. 舌の位置 

Low tongue posture

 

舌の位置が口の中の天井にあるか、下の歯寄りに下がっているか。
舌の位置でも細かく部分的に観察していきます。

 

3. 口呼吸 

Mouth breathing

 

口から息を吸って口で吐いている呼吸の仕方をしているかどうか。

 

4. 唇が開いている 

Open mouth posture

 

無意識の時の口がポカンとあいてしまっている状態かどうか。

 

これらの症状をよく観察し診断をしていきます。自分や家族が気づかない事もあるので専門家の判断も必要です。4つの内一つでも相当する場合はMFTが必要というサインになります。実は4つで分けてありますがそれぞれの症状は全て繋がりがあるのです。

 

皆様はいかがでしょうか?ご自身や、ご家族、身の回りの方を良く観察してみて下さい。きっと思っている以上にこの4つが出来ていない方がいることにお気づきになるのではないでしょうか。1番大事なことは気付く事です。まずそこから始めてみて下さいね。

 

4つの目標と症状については今後ブログで詳説していきたいと思いますので是非チェックしてくださいね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。


歯科衛生士 後藤

 

 

 thanks3

 

 


 

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投稿者: 医療法人社団FINE DAYS

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