院長BLOG

2012.06.06更新

僕が交通事故で3カ月間入院していたときのことだ。

僕の最初の部屋は5人の相部屋だった。

そこは、整形外科などの患者を中心に、

とりあえず運ばれてきた人たちの集まり。

僕は両足の骨を折り、となりのベッドのおじいちゃんも

何らかの理由で、同じ日に救急車でやって来た。

僕は起き上がれずにいたので、

しばらく周りの患者と話さなかったが、

半開きのカーテン越しに初めておじいちゃんと

声を交わした時のことを鮮明に覚えている。

診察に来た医師は、おじいちゃんの、

歯がなくて食べられないという訴えに、

粥食をオーダーしていた。でも、おじいちゃんは

普通の食事を食べられないのではなかった。

入院の時、入れ歯をなくしたのだ。

しかし、僕らが隣同士に寝ていた2週間以上の間、

病院食の改善はされなかった。

つまり、入れ歯を作ることはなかったのだ。

総合病院で歯科のある病院であるにも関わらずである。

医療従事者の食に対する関心のなさは、

患者の治癒を遅らせているに違いない。

そして、医科と歯科の連携は、生活の質を

根本的に変える力があるはずだと信じている。

13年たった今でも覚えている。

あのおじいちゃんの言葉。「入れ歯、どこいってんやろ...」

今でも元気だといいな!



先日、中国医科大学に招待されました(^^)

中国の歯科事情は、後日お伝えします!



投稿者: 銀座みゆき通りデンタルクリニック

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