院長BLOG

2011.02.15更新

受験生の皆様、最後の追い込みをかけていることでしょう。

最後の1分まで絶対あきらめないで頑張って下さい。

深く埋もれている記憶がよみがえる可能性はいくらでもあります。

ですから自分を信じて試験に臨んでください。

当院の患者様には志の高い若者が多い。

私はいつも彼ら彼女たちから勇気をもらっている。

メンタル的にはどちらが患者かわからないほどだ。

すぐに心が折れた学生の頃を思い出すと、

皆に尊敬の念が湧きあがる。

実は、私は歯学部には行きたくなかった。

動物、なかでも魚類が好きで、獣医学部か水産学部に

行きたかった。私は親に黙って、学校案内を取り寄せた。

もちろんすぐに見つかった。歯医者だった父は激怒した。

「なに考えてんねや!」

私に後を継がせたかったのだ。

そんな一言で私は進路を歯学部とした。

なんと諦めの早いことであろう。

歯学部に入った私は、当初あまり興味も持てず

ダラダラと学校に通った。私の不勉強さを父は心配していた。

そして、大学4年の冬、父は癌になり、

6年生の夏、死んだ。

痛みを抑えるモルヒネで意識朦朧の中、

最期まで仕事のことを言っていた。

受験の季節、私に怒った父を思い出す。

父は歯科医業が好きだったのだ。

今、ようやくその面白さ奥深さが私にもわかる。

父の死から8カ月後、私は歯科医師免許を取得した。

それは、父からの命をかけた最大のプレゼントになった。

進路に悩んでいる人は、思い切って誰かに

相談してみてはどうだろう。思わぬ素晴らしい道を、

あなたは見つけるかも知れない。

投稿者: 銀座みゆき通りデンタルクリニック

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