動物を使ったある実験があります。
ラット(ネズミ)にストレスを与え続けるとやがて胃潰瘍を発症し、
棒をかじらせているラットには潰瘍が生じにくい。
【かじる】という行為が、ストレスを緩和させているのですね。
人間も『歯ぎしり』や『噛みしめ』をして、ストレスを無意識に発散しているのです。
歯がその役目を果たしているのですね。
ですから、歯と歯が機能的にうまく咬み合ってないと、本来発散できるはずのストレスも発散できません。
すなわち、咬み合わせが悪いと、ストレスは効率的に発散できないのです。
【噛むことと胃潰瘍の関係(日本歯科評論 Vol.65 No.8 特集ストレスと咬合 咬合医学の提言より)】
ストレスをうまく発散するためには、歯の咬み合わせはとても重要です。
人間においても、ちゃんと噛めている状態であれば、ストレスをためにくい性質になります。
咬み合わせを良くしておくことは、このストレス社会をうまく生き抜くためにも、非常に有効であるとさえ感じます。
お子さまの場合も、見た目だけでなく、咬み合わせを整える矯正治療が 必要だと思います。
永久歯がゆがんで生えてきた場合は要注意です。
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