僕は愛知県の歯科大学の非常勤助教をしている。
たまに学生たちに病理学を教えに行っている。
病理学は病気をミクロの世界から探求する興味深い学問だ。
僕は39歳。実習の学生は21歳くらいだ。
今は、顕微鏡画像もパソコンの画像で見る。
顕微鏡の接眼レンズを覗かなくても見えてしまうのだ。
みんなパソコンをさくさくと操る。
試験までパソコンを使うのである。
僕も負けちゃおれんと、パソコン頑張るけど正直きつい。
10代から携帯いじっている彼らには負けてしまう。
大阪で一人暮らしを始めた頃は、まだ携帯電話はなかった。
いやあったのかもしれないが見たことはなかった。
当然、そのころの僕には必要なかった
(女の子の家に電話する時の、お父さんが出るかもしれない
ドキドキ感。携帯がないのもいい?)
でも、少し背伸びして留守番電話を設置した。
僕の電話は、留守電にメッセージ入れると外出先から聞ける、
当時(20年前)にしては最新の機能があった。
公衆電話からパスワードの数字を入れると録音された
メッセージが聞けた。
僕は、ある友達の提案で、自分の留守電を実家から
通学する友達に解放していた。
パスワードを教えた友人は自由にメッセージを
入れたり、聞いたりしていた。
連絡の手段のなかった友人は、
当然のように一人暮らしの僕の留守電を
勝手に使う。僕への伝言がメインのはずだが、
出先での待ち合わせ、僕の知らない女の子との
デートの場所指定まで。
僕も僕の友人も、自由だった。
個人情報なんか、へったくれもない。
もちろん、お互い様。それでよかった。
ある日、父から留守電を聞かれた。
『なにしとるんや。試験が近いやろ。早く帰って勉強せえ。』
帰ったら、全く同じセリフで、
同級生Kからイタズラ留守電が入っていた。
「早よ帰って勉強せぇ~」
明らかに酔っぱらった声。
「なんや、おまえも同じ試験受けるやないか。」
僕は、一人暮らしのアパートでKに一人つぶやいて寝てしまった。
今、パソコンと奮闘中!!
無料相談会用の資料を作っている。
学生たちに負けちゃおれん!
歯の情報を溢れさせて、日本人の
歯が健康になるように!
ツイッターでも、20年ぶりに
「つぶやいて」いるのだ!
2010.08.15更新
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